まきを炭焼き用の窯に入れる作業に当たる中島さん(右)ら=京都府南丹市美山町下

まきを炭焼き用の窯に入れる作業に当たる中島さん(右)ら=京都府南丹市美山町下

 京都府南丹市美山町下にある窯で、炭焼きを手掛ける女性グループ「炭焼人(びと)」が22日、火入れのための準備に取り組んだ。丸太を割ってまきを作り、窯内に入れる作業に汗を流した。
 「炭焼人」は発起人の中島舞さん(33)=同町河内谷=が20~40代の友人ら約10人に呼び掛けて今月、結成した。伝統を絶やさないよう10年以上炭焼きを続ける澤田利通さん(71)=同町下=のもとを訪れ、炭焼きの作業に携わっている。
 この日は、澤田さんがチェーンソーで長さ1メートルほどに切断したナラやクヌギの丸太に、メンバーがおので切れ目を入れ、きれいに割るために矢を差し込み、木づちでたたいて割ってまきにした。続いて、澤田さんら住民が地元の赤土で作った窯に入り、中にまきを搬入し、今後、火入れする準備を整えた。
 中島さんは「地域の伝統をつないでいくとともに、木が豊富にある山への関心を高めるきっかけにもしたい」と意気込んだ。