京都地裁

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 京都市伏見区の自宅で同居する母親=当時(78)=に暴行を加え、死亡させたとして傷害致死罪に問われた男性被告(57)の裁判員裁判の判決が1日、京都地裁であった。柴山智裁判長は「危険性が高く悪質な暴行」として、懲役5年6月(求刑懲役6年)を言い渡した。

 判決によると、昨年6月3日ごろ、自宅で母親の胸部を手で突いて転倒させた上、顔面を足で数回踏みつける暴行により頭部打撲の傷害を負わせ、同日死亡させた。

 判決理由で柴山裁判長は、動機について「母親に生活態度を注意されるなど日頃の不満があった」と指摘。無抵抗な母親への暴行で、救護措置を講じなかった点から「犯行経緯や動機にくむべき事情はない」とした。