19日の愛媛戦で逆転ゴールを決め喜ぶウタカ(中央)。好調の原動力となっている=サンガスタジアム京セラ

19日の愛媛戦で逆転ゴールを決め喜ぶウタカ(中央)。好調の原動力となっている=サンガスタジアム京セラ

 J2京都サンガFCは、リーグ戦再開後の5試合を3勝2分けとスタートダッシュを決め、勝ち点11の3位と好位置につけている。ホームは3戦全勝で、新助っ人のウタカがリーグトップの5得点。リーグ最少タイの3失点と守備も安定する。25日は今季アウェー初勝利を懸け、首位長崎との大一番に臨む。

 全6試合先発のウタカはボールの受け方が巧みで、シュート精度も高い。野田は打点の高さを生かして頭で2得点。ウイングバックの飯田と荒木の突破力も光る。ウタカら個の力による得点が多く、バリエーションをいかに増やせるか。実好監督は「前節(2-1)は2トップと中盤の選手がうまく絡めていたし、ウイングバックがペナルティーエリアに入る場面もあった。攻撃の形は心配していない」と手応えを語る。

 3-5-2のシステムで守備時は5バックを敷き、複数失点もなし。アウェーの第5節北九州戦(0-0)では押されながら勝ち点1をつかんだ。最終ラインのバイスや安藤らベテラン勢が頼もしい。ただ、今季は過密日程が続く。既に曽根田や森脇が負傷。庄司や金久保、福岡ら中盤の運動量が求められ、ハードワークを継続できるかが鍵になる。

 次節ぶつかる長崎は、手倉森監督が就任2季目で、5勝1分けの勝ち点16。強力な外国人を擁し得点パターンも多彩だ。古巣対戦となるバイスは「戦う準備はできている。エネルギーにあふれている」と意欲を燃やす。サンガはここまでアウェーで2分け1敗。敵地で首位をたたいて勢いを加速させたい。