光をともした竹細工を並べた客殿 (大阪府島本町広瀬3丁目・水無瀬神宮)

光をともした竹細工を並べた客殿 (大阪府島本町広瀬3丁目・水無瀬神宮)

風鈴や風車を飾る「招福の風」。特別拝観日限定でライトアップしている (大阪府島本町広瀬3丁目・水無瀬神宮)

風鈴や風車を飾る「招福の風」。特別拝観日限定でライトアップしている (大阪府島本町広瀬3丁目・水無瀬神宮)

 今年生誕840年を迎えた後鳥羽天皇を祭る大阪府島本町の水無瀬神宮で、夏の夜を彩る催し「風と光と文化財の融合展」が、8月10日までの土日曜と祝日の限定で開かれている。町民有志による初めての企画で、重要文化財の茶室「燈心亭(とうしんてい)」と客殿を特別公開している。

 後鳥羽天皇生誕の節目を祝うとともに、町の文化財の魅力を発信しようと、同神宮と住民ボランティアでつくる「みなせ野 風と光の会」が、町の協力を受け、初開催した。
 普段は非公開の豊臣秀吉が献納したとされる客殿には、ボランティアが作った竹細工に明かりをともして並べ、客殿一帯を温かな光に包んでいる。事前予約の参拝者に公開している茶室「燈心亭」はピンクや青の光で演出した。同神宮によると、二つの重要文化財を同時に見られるのは初めてという。26日夜には参拝者がボランティアの説明を聞きながら幻想的な景色を観賞し、撮影も楽しんでいた。
 特別拝観日は8月1、2、8~10日。併せて、境内では風鈴800個と風車500個を飾る恒例の「招福の風」(無料、9月9日まで)も開催している。特別拝観日にはライトアップも実施する。
 新型コロナウイルス対策として、検温を実施するほか、マスクの着用を求めている。拝観は1回の定員が15人で午後7時20分から20分ごとに計5回実施する。拝観料500円。問い合わせは水無瀬神宮075(961)0078。