石畳風の舗装が施された下河原通(京都市東山区)

石畳風の舗装が施された下河原通(京都市東山区)

下河原通の地図

下河原通の地図

 京都市東山区の下河原通が、石畳風の舗装に一新された。並行する東大路通の混雑緩和も視野に、京都市が周辺の町並みになじんだ趣ある道作りを目指した。

 八坂神社(同区)から南へ延びる約390メートルで、事業費は1億2600万円。路面を白い色合いに舗装し、表面に飾りの切り込みを入れて、石畳の趣を演出した。あわせて街灯も寺社の灯ろうを思わせるデザインに一新した。

 清水寺や八坂の塔などの観光地が集まる周辺では近年、観光客の通行が東大路通に集中し、歩道の混雑が問題になっている。行政や住民でつくる「東大路通歩行空間創出推進会議」の議論で、並行する下河原通の魅力を向上させ、歩行者を分散させる方向性が示されていた。

 市はこれまでに八坂神社南側の神幸通(約320メートル)に同様の舗装を施し、下河原通と東大路通を接続する二つの通り(計約300メートル)も本年度中に整備に着手する予定。市東部土木事務所は「足を向けたくなるような魅力のある道を整備したい」と話している。