日中に前倒しして行われた湖上焚上神事。やぐら上で炎が燃え上がった(大津市唐崎1丁目)

日中に前倒しして行われた湖上焚上神事。やぐら上で炎が燃え上がった(大津市唐崎1丁目)

 半年間のけがれを払い、健康を願う「みたらし祭」が28日、大津市唐崎1丁目の唐崎神社であった。新型コロナウイルス感染拡大防止のため規模を縮小して行い、参拝者は無病息災やコロナの早期収束を祈った。

 「夏越(なごし)の祓(はらえ)」とも呼ばれる風物詩。今年は夜の花火は中止し、古札を琵琶湖で燃やす夜の「湖上焚上(たきあげ)神事」は日中に前倒しした。
 午後3時に本殿祭が始まり、同神社を管理する日吉大社の馬渕直樹宮司が祝詞に続いてコロナの早期収束など記した祈願文を読み上げた。
 神職と参拝者が列になって進んだ茅の輪くぐりや湯立神楽の後、まだ明るい湖に舟を出し、湖上焚上神事を行った。神職が沖合のやぐら上で「疫病消除」としたためた紙や札に点火。湖岸に熱気を伝える炎を親子連れやお年寄りが見守った。
 長男(5)と訪れた妊娠中の主婦(35)=大津市=は「子どもの健やかな成長と安産を祈った。コロナも早く終わってほしい」と話した。