武藤貴也被告

武藤貴也被告

 昨年4月の滋賀県議選で法定外の選挙運動用文書を配布したとして、公選法違反(法定外文書頒布)の罪に問われた元衆院議員武藤貴也被告(41)の初公判が29日、大津地裁(高橋孝治裁判官)で開かれた。武藤被告は「文書の配布は指示していない」として起訴内容を否認し、弁護側は無罪を主張した。

 起訴状によると、県議選に近江八幡市竜王町選挙区で立候補(落選)した武藤被告は、運動員の40代男性と共謀し、選挙期間中の昨年3月29~31日ごろ、同市の個人宅など29カ所に「むとう貴也個人演説会」などと題した文書を配布するなどした、としている。

 武藤被告は2012年、衆院選滋賀4区に自民党公認で立候補し初当選。再選後の15年8月に知人との金銭トラブルが報じられ離党し、17年の衆院解散で失職した。