出火し、煙を上げるファルコバイオシステムズ総合研究所(京都府久御山町)

出火し、煙を上げるファルコバイオシステムズ総合研究所(京都府久御山町)

 3日午前8時40分ごろ、京都府久御山町田井西荒見のファルコバイオシステムズ総合研究所から出火、3階建ての2階1室約500平方メートルが焼け、約3時間後に消した。研究所には出火当時、社員がいたが、けが人はなかった。

 同社によると、総合研究所は病院や医院などから受託する臨床検査の中核施設で、焼けた部屋は検体の検査室。

 消火活動などのため、現場前の府道宇治淀線は、第二京阪道路近くから国道1号まで約1キロが約2時間半にわたって通行止めとなった。この区間に路線バスを走らせる京都京阪バス20便が八幡市へ迂回運行した。

 現場をバイクで通りがかった向日市の会社員は「周囲に煙と焦げくさい臭いが充満していて驚いて止まった。工場が多い所なので、消防関係以外の人はほとんどいなかった」と話した。

 府道に面したガソリンスタンドの経営会社専務(41)は「消防の到着前に前を通ったら、窓ガラスが割れて黒煙が噴き出していた。店の前が通行止めで、仕事にならない」と話した。

 ファルコバイオシステムズは、東証1部上場のファルコホールディングスのグループ会社で、臨床検体検査の受託業務などを手掛ける。