映画にちなんだ「ゾンビ」のポーズで、生徒らとの記念撮影に応じる上田さん(前列中央)=長浜市木之本町木之本・木之本スティックホール

映画にちなんだ「ゾンビ」のポーズで、生徒らとの記念撮影に応じる上田さん(前列中央)=長浜市木之本町木之本・木之本スティックホール

 滋賀県長浜市木之本町の木之本スティックホールで2日、木之本中2年生が将来の夢や目標を発表する「立志式」があった。同中卒業生で、昨年に全国で大ヒットとなった映画「カメラを止めるな!」を手掛けた映画監督の上田慎一郎さん(34)が来賓で招かれ、後輩を激励した。

 同中では、1984年から毎年、数え年15歳ごろに祝う元服にちなんで、立志式を行っている。今年は生徒40人と保護者らが参加。生徒代表の伊藤春香さんと川上優良さんが、「雑貨デザイナー」と「診療放射線技師」というそれぞれの夢について語った。

 この後、上田さんが、友人らと映像作りを楽しんでいた中学時代を振り返り、「将来の夢を持つことは良いことだが、実現にこだわり過ぎると今を楽しむ心の余裕が失われることもある」と話した。「夢を語れない人も負い目を感じることはない。この瞬間を精いっぱい生きて、失敗も重ねてほしい」と助言し、「好きなことを見つけて夢中になれることで開ける道もある」と語り掛けた。