穀田恵二氏(2019年5月撮影)

穀田恵二氏(2019年5月撮影)

 共産党の穀田恵二国対委員長(衆院比例近畿)は29日の定例会見で、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性に対する嘱託殺人事件を受け「安楽死、尊厳死についての一般的な議論と一緒にしてはならない」と述べ、国会で法制化を巡る議論のきっかけにすべきではないとの認識を示した。

 穀田氏は尊厳死について「2010年代にいろんな議論があり、国会として議論するのはある意味当然」とする一方、今回の事件は被疑者の医師2人が主治医でないことなどを念頭に「そう簡単に安楽死、尊厳死の一つの考えとだけ見ることはできない」とし、切り分けて考えるよう求めた。