初午大祭の参拝に訪れ「しるしの杉」を求める参拝者(京都市伏見区・伏見稲荷大社)[LF]

初午大祭の参拝に訪れ「しるしの杉」を求める参拝者(京都市伏見区・伏見稲荷大社)[LF]

 「初午(はつうま)」の2日、京都市伏見区の伏見稲荷大社で「初午大祭」が行われた。杉とシイの枝で作った「青山飾り」が取り付けられた社殿には多くの参拝者が訪れ、商売繁盛や家内安全を祈った。

 初午大祭は、祭神が711(和銅4)年2月の初午の日に稲荷山に鎮座したとする伝承にちなむ。この日に参拝すると福を授かるとされ、参詣の様子は「枕草子」にも記載されている。

 境内には早朝から多くの参拝者が訪れた。本殿前には祈願の順番を待つ長い行列ができたほか、本殿北側の特設の授与所では、参拝者が稲荷山の杉やお多福の面などを組み合わせた縁起物「しるしの杉」を求めた。

 しるしの杉を手にした左京区の田谷千浪さん(54)は「毎年、2月の初午には参拝します。夫と経営している理容店の繁盛を祈願しました」と話していた。