大津地裁

大津地裁

 滋賀県東近江市の湖東記念病院で2003年に患者を死亡させたとして、殺人罪で懲役12年の判決が確定し服役後、今年3月に再審無罪判決(確定)を受けた元看護助手西山美香さん(40)=彦根市=が近く、刑事補償法に基づき、逮捕後約13年間の身柄拘束に対する補償金として約5997万円を大津地裁に請求することが分かった。

 同法は、無罪判決を受けた場合の国の補償手続きを規定している。弁護団によると、西山さんは、滋賀県警に逮捕された04年7月6日から、和歌山刑務所を満期出所した17年8月24日までの4798日を拘束期間とし、1日当たりの請求上限額の1万2500円を掛けた金額を請求する。

 大津地裁は請求を受けた後、西山さんの精神的、身体的な苦痛、捜査機関側の過失などを総合的に判断して補償額を決定する。