向日市が実施した男女共同参画に関する市民調査の結果

向日市が実施した男女共同参画に関する市民調査の結果

 京都府向日市が実施した調査で、回答者の6割が「女の子は女の子らしく、男の子は男の子らしく育てる」ことに賛成していることが分かった。心と体の性が一致しない「トランスジェンダー」への理解など、多様な生き方が模索される中、性差による役割分担の考え方が根強いことが明らかになった。

 調査は、5年ごとに見直す「向日市男女共同参画プラン」策定の一環。市民意識などの現状把握として、市が1~2月に実施した。市内在住の18歳以上の男女千人が対象で、353人が回答した。

 子どもの育て方については、それぞれの性別らしく育てることに「賛成」「どちらかといえば賛成」と答えた人が61・8%(男性71・4%、女性56・3%)。女性の10代、20代以外は、賛成と答えた人の方が多かった。

 ほかには、男女の平等感に関する設問では、家庭生活や職場、地域などで、男性が優遇されていると答えた人が5年前に行った前回調査より、それぞれ増加した。一方、「夫は仕事、妻は家庭を守るべき」と思っている人の割合は37・1%で、前回比2・1ポイント減少。53・2%の人が、この5年間で男女の対等な関係が進んだ、とした。

 市は「調査結果を基に、市民ニーズにあった施策を推進していきたい」としている。