新型コロナウイルス感染対策のガイドライン順守をPRする事業所用ステッカー(30日午前11時、京都市中京区・ダニエルズ ソーレ)

新型コロナウイルス感染対策のガイドライン順守をPRする事業所用ステッカー(30日午前11時、京都市中京区・ダニエルズ ソーレ)

 新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けたガイドライン(指針)の順守を宣言した事業所が掲げるステッカーの配布が30日、京都府内で始まった。新規感染者の急増で人々の警戒感が再び強まる中、集客の減少に苦しむ事業者が感染対策の徹底をアピールする。

 ステッカーは直径11センチの円形。マスク着用やソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保、換気など8項目の対策をピクトグラム(絵文字)で描いている。

 経済団体トップが集った6月下旬のコロナ危機対応会議で、西脇隆俊知事がステッカーの配布を提起し、府と市、主要経済団体の計10団体で今月発足した「新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン推進京都会議」が導入を決めた。政府や業界団体が示す感染対策ガイドラインの順守を自主申告すれば交付される。第1弾で5万枚作成した。

 初日のこの日は、京都市内の飲食店や宿泊施設が受け取ったステッカーを早速店先に貼った。このうちイタリア料理店「ダニエルズ ソーレ」(中京区)は、来店時の検温や距離を保つための座席の間引きなどに取り組む。運営会社の赤松佐知子社長は「外食行為自体を不安に思う人も多く、対策を徹底して安心してもらいたい」と話していた。

 ステッカーは同京都会議のホームページなどから申し込む。中小企業緊急経営支援コールセンター(0120)555182。