豆を投げつけられて後ずさりながら、参拝者に白い糸を放つ鬼(滋賀県多賀町・多賀大社)

豆を投げつけられて後ずさりながら、参拝者に白い糸を放つ鬼(滋賀県多賀町・多賀大社)

 節分の3日、滋賀県多賀町の多賀大社で恒例の節分祭があり、鬼の舞や豆まきが行われた。日曜日に重なり、境内には約7千人が訪れてにぎわった。

 豆まきは午前と午後の2回あった。能舞殿(のうぶでん)に3匹の鬼が現れ、白い糸を投げつける迫力の舞を奉納すると、神職が豆をぶつけて退治した。

 続いて還暦の年男と年女159人が赤い頭巾にかみしもや千早(ちはや)を身に付けて舞殿前の特設舞台に並び、福豆110キロと福餅60キロをまいた。「鬼は外、福は内」の掛け声が響く中、参拝者は必死に手を伸ばした。

 家族で参拝した栗東市の会社員(46)は「鬼の迫力がすごい。家族みんなで健康に過ごし、来年も来たい」と話した。