明治期の旧館で使用された家具が並ぶ会場(京都市左京区・府立図書館)

明治期の旧館で使用された家具が並ぶ会場(京都市左京区・府立図書館)

 京都府立図書館が、京都市左京区岡崎に開設されて110年を記念した特別展が2日、同館2階で始まった。明治期の旧館で使用された机や書棚、当時の写真を通じて図書館の歩みを紹介している。

 同館は、府が1873(明治6)年に三条東洞院に開設した「集書院」が始まり。1909(明治42)年に岡崎に移転され、当時は竹久夢二らの個展開催など美術館的機能もあった。

 同館を設計した武田五一がデザインしたとされる家具やシャンデリアがしつらえられた閲覧室の写真など31点を展示する。24日まで。無料。

 武田五一(1872~1938年)は、近代日本を代表する建築家。京都帝国大建築学科教授などを務め、同志社女子大栄光館や京都大時計台、京都市役所本庁舎などを設計したほか、工芸や商業デザインなど幅広い分野で活躍した。