京風だしでルーの味わいを調整して味を楽しめる「ひよしフォレストリゾート山の家」のダムカレー(同施設提供)

京風だしでルーの味わいを調整して味を楽しめる「ひよしフォレストリゾート山の家」のダムカレー(同施設提供)

パプリカが水の流れを表す「ベイカーズ オーブン」のダムカレー(同店提供)

パプリカが水の流れを表す「ベイカーズ オーブン」のダムカレー(同店提供)

旬の味を楽しめる「キッチンあまわか」のダムカレー(同店提供)

旬の味を楽しめる「キッチンあまわか」のダムカレー(同店提供)

 京都府南丹市日吉町にある日吉ダムの近くの飲食店など3施設が1日から、コメやルーで堤体や貯水池を表現した「日吉ダムカレー」の提供を始める。スパイシーなタイプから、京風のだしの味わいが楽しめるものまで多彩な逸品がそろう。ルーを「緊急放流」して写真に収めるのも一興だ。同町の道の駅スプリングスひよしの元祖と併せ、日吉一体となって地域を盛り上げる。

 ダムの愛好家が増える中、ダムを模したカレーも全国的に人気だ。スプリングスひよしのレストラン桂川では鹿肉などが入ったスパイシーな日吉ダムカレー(935円)を10年前から扱い、年間5千食前後を販売する。

 好評ぶりに着目した市商工会の担当者の提案で、3施設が独自のカレーを考案した。「Baker‘s Oven(ベイカーズ オーブン)」は、ダムからの水の流れをパプリカで表現し、自家製チーズとスパイシーなルーが調和するカレーとサラダなどのセットを1200円で売り出す。「キッチンあまわか」は地元産の食材を使い、900円で提供。「ひよしフォレストリゾート山の家」は別の器に用意したルーに京風のだしを入れて自身の好みに調整し、堤体を模したライスの横にルーを「湛水(たんすい)」できる趣向とした。宿泊プラン(平日5478円など)で味わえる。

 ベイカーズ オーブンの中村謙司さん(61)は「日吉を、観光客に足を止めてもらえる地域にしたい」と力を込める。近隣の駅などにポスターを張り、フェイスブックを活用して全国のダムファンに発信する。スプリングスひよしの奥村智史さん(45)は「広がりはうれしい。相乗効果で地域を活性化させたい」と意気込む。