クヌギの木にシイタケの菌を打ち込む子どもら(京丹波町安井)

クヌギの木にシイタケの菌を打ち込む子どもら(京丹波町安井)

 山の間伐材を使った原木シイタケの栽培活動が3日、京丹波町安井の京丹波ほたるの里で行われた。町内外からの参加者が、原木の加工や菌の植え付けに励んだ。

 人手不足で手入れが行き届いていない森林の保全に向け、府南丹広域振興局が主催し、府内から農業ボランティアなどに携わる34人が集まった。山の環境を整えながら間伐材をほだ木にしてシイタケを育てる。

 参加者たちは、長さ1メートルに切られたクヌギの丸太にドリルで20個ほどの穴を空けていった。子どもらも手伝ってシイタケの菌を一つずつの穴に金づちで打ち込み、菌を定着させるためほだ木を近くの山中へ運んだ。

 順調に育てば2年後に収穫でき、巻きずしなどにして販売するという。会社員篠原美帆さん(43)=京都市左京区=は「人の手が入らないと山は維持できない。シイタケ栽培で活性化できたら」と期待した。