地元の高校生も出演している八幡市のPR動画の一場面=府山城広域振興局提供

地元の高校生も出演している八幡市のPR動画の一場面=府山城広域振興局提供

 京都府の八幡、井手、笠置、和束の4市町を舞台にした各PR動画を、府内3大学の学生たちが作った。ドラマ仕立てにしたり住民のインタビューを交えたりして、それぞれ観光スポットや特産品などを美しい映像とともに紹介している。

 若者の視点で魅力を掘り起こし、観光誘客につなげようと、府山城広域振興局が全12市町村を対象に2017年度に企画した。第2弾の今回は、京都府立大、京都産業大、立命館大の学生が企画や脚本から、撮影や編集まで担当。何度も現地を訪れ、7カ月ほどかけて完成させた。

 「観幸(かんこう)のまち やわた」(八幡市)と題した作品は、都会に憧れる高校生が転校生を石清水八幡宮などに案内する中で地元の良さに気付くストーリーで、八幡高演劇部の高校生らをキャスティングした。「私とアルバムの井手とりっぷ」(井手町)は、豊かな自然や地域住民の温かさをテーマに、玉川のせせらぎなど音の臨場感にこだわって撮影したという。

 信仰対象からボルダリングまで巨石の歴史に着目した「笠置の山から」(笠置町)や、風雅な茶畑の秘密に迫った「INSIDE OF WAZUKA」(和束町)は、地元関係者のインタビューで構成した。

 府山城広域振興局は「自然や文化財と同じく、『人』も豊かな山城地域ならではの温かみのある作品がそろっている」としている。

 動画は18日から府のサイト「京都やましろ観光」で見られる。16日に京都市で行われる地域PR動画の上映祭「LUMIX MOVIE FESTIVAL」にも出品する。