18人の新型コロナウイルス感染を確認し、記者会見する三日月大造知事(滋賀県庁)

18人の新型コロナウイルス感染を確認し、記者会見する三日月大造知事(滋賀県庁)

 滋賀県は3日、甲賀市内の特別養護老人ホームで新型コロナウイルス感染者が13人判明し、クラスター(感染者集団)が発生したと発表した。看護師2人と入所者11人。県内ではこの13人を含めて10~100歳代の男女18人の感染をこの日確認しており、1日で判明した感染者数としては過去最多。感染者は累計202人となった。

 県によると、老人ホームは入所者約70人。50代女性看護師が3日に抗原検査で陽性と分かり、同日、熱などの症状がある入所者や医療職を検査。50代女性看護師と70~100歳代の入所者11人の感染がさらに分かった。11人のうち1人は酸素吸入を受けている中等症で、他は軽症。

 入所者11人は、認知症などですぐに入院先を決めるのが難しく、隔離方法を検討中。ホームは感染者の全国的な増加を受け、7月18日から家族らの面会を謝絶しており、感染経路を調べている。県は、感染が判明した13人以外の入所者、職員、ショートステイ利用者ら計約150人の検査を進めている。

 残る感染者5人のうち、米原市の40代パート女性、長浜市の20代アルバイト女性、彦根市の10代会社員男性はそれぞれ感染した家族や知人、同僚と接触していた。草津市の50代会社員男性、大津市の60代会社員男性は感染経路を調査中。

 また、県発表の感染者とは別に、大阪国税局は3日、大津税務署(大津市)で30代男性職員の感染を確認したと発表した、同税務署の感染者は2人目。署内は消毒済みで、窓口業務は通常通り行う。