江州音頭をイメージして発売する地ビール(日野町大窪・酢屋忠本店)

江州音頭をイメージして発売する地ビール(日野町大窪・酢屋忠本店)

 新型コロナウイルスの影響で夏の風物詩、江州音頭のイベントの中止が滋賀県内で相次ぐ中、気落ちする愛好者たちを元気づけようと、日野町大窪の酒販店「酢屋忠(すやちゅう)本店」が7日、江州音頭を題材にした地ビールを発売する。

 「ドッコイサワーエール」と名付けられたビールは、踊り疲れた後に飲んでも酔いすぎないようアルコール度数は低めの4・5度。乳酸菌発酵を生かした酸っぱさが特徴だ。ビール瓶のラベルにあるQRコードをスマートフォンにかざしてアクセスすれば、江州音頭の映像が現れる仕掛けもある。

 醸造したヒノブルーイングは、地元の「日野祭」をテーマにした地ビールも販売している。酢屋忠本店店主の田中宏明さん(37)は「日野祭りも開催できなかったが、江州音頭を踊れなくてがっかりしている人も多いと聞いた。熱い思いは同じなので、ビールを飲んで元気を出してもらえれば」と話す。

 県観光振興局内の江州音頭普及会によると、今夏はコロナ禍で普及会に所属する団体が出演するイベントは、軒並み中止になっているという。普及会事務局の服部孝紀さん(33)は「ビールをきっかけに江州音頭を知ってもらえれば」と期待する。

 330ミリリットル入りで650円。限定3千本。酢屋忠本店や県内のローソンで販売される。問い合わせ0748(36)1546。