コートの完成予想図(KYOTO BB提供)

コートの完成予想図(KYOTO BB提供)

9月のオープンに向け、コートの設営工事が進む鉄骨倉庫(京都市伏見区)

9月のオープンに向け、コートの設営工事が進む鉄骨倉庫(京都市伏見区)

 京都を拠点に活動する3人制バスケットボールのプロチーム「KYOTO BB」がプロを目指す選手への支援プロジェクトに乗り出す。京都市内に屋内型のコートを新設し、生計が立てられない選手に運営スタッフとして働く場と練習環境を提供する試みで、「若者の夢を支え、京都からバスケ界を盛り上げたい」としている。

 マイナースポーツの選手を援助してきた同チームの紅谷裕司オーナーが、バスケットボールを楽しめる環境を整え、地域活性化や競技の普及につなげようと企画した。

 コートは伏見区内に借りた鉄骨倉庫(約600平方メートル)を転用し、チームの練習拠点を兼ねる会員制の貸しコートとして9月にオープン予定。子ども対象のバスケット教室や各種催しに利用でき、ゼネラルマネジャーに就いた元Bリーガーの村上直さんが主催するスクール事業も開かれる。

 さらに、プロを目指す若手や所属先を失った元Bリーガーら男女を問わずコートの運営管理スタッフとして雇う。空き時間は練習に充てられ、選手にとって「一石二鳥」の職場を目指す。昨季からKYOTO BBで活動するB1京都ハンナリーズの永吉佑也は「選手にとって環境が整うことは需要。コートと、この取り組みがどんなふうに成長するのか楽しみ」と話す。

 プロジェクトを活用し、新型コロナウイルスの影響でスポンサー企業が撤退するなどしてリーグ退会を余儀なくされたB3東京サンレーヴスから選手1人を迎えることが決定。受け入れ準備に充てるため、インターネットで資金を募るクラウドファンディング(CF)を31日まで続けており、紅谷オーナーは「選手の可能性をつぶさない」と力を込める。

 CFの詳細はhttps://readyfor.jp/projects/kyotobb