【資料写真】京都御所内を見学する修学旅行生ら(2018年11月、京都市上京区)

【資料写真】京都御所内を見学する修学旅行生ら(2018年11月、京都市上京区)

 JTBは6日、VR(仮想現実)映像などを駆使し、学校にいながら京都巡りが体験できる「バーチャル修学旅行360」を開発し、31日から全国の学校の予約を受け付けると発表した。舞妓らとのビデオ通話や伝統工芸体験も織り交ぜ、子どもたちの思い出づくりをサポートする。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、修学旅行の中止が全国で増加していることを受けて企画した。VR映像の視聴や、ビデオ通話に必要な機器をレンタルし、子どもたちは教室や体育館で「修学旅行」を楽しめる。

 VR体験では、神社仏閣などの映像を360度さまざまな角度から視聴でき、その場にいるかのような気分が味わえる。旅行中に出会うはずだった舞妓や旅館のおかみ、バスガイドらと、ビデオ通話で交流の場も設ける。

 伝統工芸や文化体験では、子どもたちが京焼・清水焼や京友禅、着物、能に触れる機会を提供。オンライン指導か、実際にインストラクターを派遣するかは、学校側の条件や感染状況に応じて決める。お土産の販売もあり、旅行気分を演出する。

 第1弾「京都・奈良編」は10月から実施し、今後旅先のエリアを拡大する。同社は「バーチャルとリアルの融合により、新しい教育旅行のスタイルを築いていきたい」としている。