地中に整備された「石田川1号幹線」を見学する参加者(向日市)

地中に整備された「石田川1号幹線」を見学する参加者(向日市)

 地中に整備された京都府向日市の雨水貯留施設「石田川1号幹線」の見学会が7日、同市であった。参加者は、普段見られない施設の仕組みを学び、災害への思いを新たにした。

 1号幹線は、全長約1・4キロの雨水トンネルで、接している4本の川が増水した場合に水が流れ込む。宅地化などで地中に浸透しにくくなった雨水への施策で、最大1万1700立方メートル分の貯水機能を持つ。施策を知ってもらい、災害について考える機会にしようと、市が毎年見学会を開いている。

 今年は23人が参加し、施設の規模に驚いた表情を見せていた。向日市寺戸町の山城高1年の女子生徒(15)と、第6向陽小4年の男子児童(9)のきょうだいは、壁面に残る雨水の跡を観察。「こんなに大きい施設の中に、水がたくさん流れ込むなんて」と関心を寄せていた。