打ち上げ花火の演出を取り入れたプロジェクションマッピング(京都市中京区・二条城)

打ち上げ花火の演出を取り入れたプロジェクションマッピング(京都市中京区・二条城)

 世界遺産の二条城(京都市中京区)で、壁面に映像を投影するプロジェクションマッピングやライトアップを楽しむ夜間イベントが開かれている。プロジェクションマッピングでは新型コロナウイルスの影響を受け花火大会が各地で中止になる中、打ち上げ花火の演出を取り入れた。万華鏡のようにきらめく花火が次々と表情を変えて魅了する。


 映像製作会社「ネイキッド」(東京)などでつくる製作委員会と市が主催。新型コロナの影響で中止も検討したが「近隣の人は観光してもいいフェーズ(局面)」(主催者)として開催した。検温や来場者数制限など感染対策を徹底する。


 プロジェクションマッピングは本丸の石垣で実施。二の丸庭園では案内板にスマートフォンをかざすとスマホの画面に天守閣の映像が現れ、清流園でのライトアップでは木々の間を香りを閉じ込めたシャボン玉が舞う。


 感染対策として来場者に提灯を渡し、地面を照らす直径約2メートルの輪でソーシャルディスタンス(社会的距離)を意識してもらう。遠方で足を運べない人のために初めて3DCG化された二条城にオンラインで入城できる「VR(仮想現実)ゴーグルチケット」も販売。忍者になって夜の二条城に忍び込み、壁やふすまから飛び出た鳳凰(ほうおう)や虎、百鬼夜行と遭遇する体験ができる。


 30日まで。午後7時~9時20分。1200円。VRチケットのみは880円。問い合わせは二条城事務所075(841)0096。