「おかんアート」の作品などが並ぶ会場(京都市中京区)

「おかんアート」の作品などが並ぶ会場(京都市中京区)

 中高年の女性が余暇を利用して作る創作品、通称「おかんアート」と、現代アートの作品を同時に並べる展示会が8日、京都市中京区御池通堀川東入ルの京都市立芸術大ギャラリーアクアで始まった。昭和感を醸し出す作品に来場者が見入っている。

 同大学などが主催し同大学非常勤講師で現代美術作家「フジタマ」として活躍する東正子さん(48)が企画。市民グループ「下町レトロに首っ丈の会」(神戸市)が協力した。

 同会によると、おかんアートには、非常に役に立つとは言い切れない▽いらないものの再利用▽温かみだけは熱いほどある―などの特徴があるという。

 会場には、毛糸やリボンで作ったプードルや伊勢エビ、手編みの服を着せたキューピー人形などのおかんアートがずらり。カップ麺のラーメンやそばを固めて成形した社といった現代アート作家による作品もある。

 東さんは「おかんアートは、昔の手仕事や家事から解放された主婦たちの力の受け皿でもあった。今の時代から見ると現代アートのようにも見える」と話す。30日までで午前11時~午後7時。入場無料。