昨年のキャンプ場周辺。国道421号沿いに違法駐車が並んだ(滋賀県東近江市杠葉尾町)=同市提供

昨年のキャンプ場周辺。国道421号沿いに違法駐車が並んだ(滋賀県東近江市杠葉尾町)=同市提供

キャンプ場前の道路に設置されたウオータータンク(滋賀県東近江市蓼畑町)

キャンプ場前の道路に設置されたウオータータンク(滋賀県東近江市蓼畑町)

 滋賀県東近江市奥永源寺地区のキャンプ地周辺で、違法駐車やごみの放置が増えている。今夏は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、屋内に比べて「3密」になりにくいキャンプ場に車が集中する可能性もあり、同市がお盆休みの客に向けてマナー違反をしないよう呼び掛けるなどの対策を始めた。

 清流で知られる奥永源寺地区は、近年のアウトドアブームもあって釣りやキャンプ、シャワークライミングなどを楽しむ人々の来訪が増えている。

 同地区には有料駐車場があるが、近年は道路の空いたスペースへの路上駐車が増加。ごみの放置も目立ち、キャンプ場管理者や釣り客らから苦情が出ていた。

 市は路上駐車を防ぐため、黄和田、松原、深山のキャンプ場に面した国道421号に4カ所、ウオータータンク計60個を設置した。ごみの持ち帰りを促すチラシも作成し、お盆の期間に職員が手分けして配布、滋賀県警東近江署も連携して巡回する。

 市観光物産課の中村亨係長(39)は「来ないでくださいというのではない」とした上で、「ルールを守ってキャンプ場を利用してほしい」と協力を呼び掛けている。