京都地裁

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 京都府福知山市の自宅で転倒してけがをした母親=当時(91)=を放置して死なせたとして、保護責任者遺棄致死罪に問われた被告の長男(59)の裁判員裁判の初公判が5日、京都地裁(柴山智裁判長)で開かれた。長男は「間違いありません」と起訴内容を認めた。

 起訴状によると、昨年4月17日ごろ、自宅で転倒して頭部から出血していた母親に対して病院に搬送するなどの救護措置を取らず、翌18日、低体温症で死亡させたとしている。

 検察側は冒頭陳述で、被告が何度も転倒する母親に腹を立て放置したと指摘。一方で弁護側は、遺棄の程度や被告が反省している点を情状として考慮すべきだと訴えた。