使い込んだばちを火に入れる参列者(京丹波町坂原・道の駅「和」)

使い込んだばちを火に入れる参列者(京丹波町坂原・道の駅「和」)

 使い込んで古くなった太鼓のばちを供養する神事が9日、京都府京丹波町坂原の道の駅「和」で営まれた。演奏者たちが愛用したばちを火に投じたほか、新型コロナウイルスの収束も祈った。

 地元の和知太鼓保存会が1997年から毎年夏に開催している。例年は町内外の演奏グループのばちを供養するほか、演奏会なども開かれてにぎわいを見せる。今年はコロナの影響を受け規模を縮小し、同会の会員のみが参列した。

 神事の後には奉納演奏が行われ、同会の演奏者が「ドッコイサー」の掛け声に合わせて額に汗を浮かべながら全身を使ってばちを振るった。暑さを吹き飛ばすような迫力の演奏に、訪れた人たちは大きな拍手を送った。

 同会の三嶋國治会長(68)は「コロナの影響で開催を悩んだ時期もあったが、今年も絶やすことなく供養できて安心した」と話した。