川端龍子の迫力ある大作が並んだ特別企画展(京都市北区・府立堂本印象美術館)

川端龍子の迫力ある大作が並んだ特別企画展(京都市北区・府立堂本印象美術館)

 豪快な大作で知られる日本画家、川端龍子(りゅうし)(1885~1966年)の代表作や、京都ゆかりの傑作を集めた特別企画展「堂本印象美術館に川端龍子がやってくる 圧倒的迫力の日本画の世界」(京都新聞など主催)が、京都市北区の同館で開かれている。金閣寺や龍安寺などを描く35点やスケッチが公開されている。
 龍子は東京で洋画を学んだ後、新聞社勤務を経て日本画に転向。大作志向を掲げて青龍社を設立し、常識にとらわれない作風で日本画の可能性を模索した。
 本展では、軍の嘱託画家として訪れた中国の風景を迫力ある偵察機とともに描く「香炉峰」や、東京での空襲体験を基にした「爆弾散華」など、初期から晩年の名品を広く集めた。
 担当した松尾敦子学芸員は「迫力ある絵はもちろん、龍子を通して見る京都も味わってほしい」と見どころを語った。
 11月24日まで。月曜休館(11月4日は開館、翌日休館)。有料。