ろうそくの明かりで幻想的な雰囲気に浮かび上がる庭園(10日午後6時6分、京都市右京区・東林院)

ろうそくの明かりで幻想的な雰囲気に浮かび上がる庭園(10日午後6時6分、京都市右京区・東林院)

 京都市右京区の妙心寺塔頭・東林院で夜間特別拝観「梵燈(ぼんとう)のあかりに親しむ会」が始まるのを前に10日夜、試験点灯が行われた。静かに揺れるろうそくの光が秋の深まりを感じさせた。

 西川玄房住職(80)が自ら作った瓦製の照明に「梵燈」と名付けて1999年に始めた。20周年を記念し、参拝者が言葉を書いたろうそくを紙コップに入れた明かりで禅の教え「○△□」の形を表現した。

 改元に合わせて「平成」「令和」から1文字ずつ取って「平和」の文字を表現した灯ろうもあり、本堂や書院の庭が約800本のろうそくで照らされた。西川住職は「静かに座り、自分を見つめ直してもらう時間になれば」と話す。

 特別拝観は11~20日の午後6~9時(8時半受け付け終了)。拝観料500円。荒天の場合は中止する。東林院075(463)1334。