台風接近中や通過後の災害対策を練る参加者ら(彦根市城町2丁目・彦根地方気象台)

台風接近中や通過後の災害対策を練る参加者ら(彦根市城町2丁目・彦根地方気象台)

 防災体制の強化や避難の判断ポイントに役立ててもらおうと、彦根地方気象台はこのほど、滋賀県彦根市と犬上3町、愛荘町の職員を対象に、ワークショップを開いた。職員向けに開くのは県内で初めて。


 5市町から参加した11人が、架空の市の防災担当者になった想定で取り組んだ。台風の接近、通過後に風雨への警戒が必要な状況で、どのような避難情報をどの地域に発令すべきか、避難所の開設など対応すべきことを考え、発表した。
 災害の種類によって避難方法が異なる場合がある。同気象台の山本雅樹防災気象官は「洪水と土砂災害が発生する区域は混在している。どの区域にいる人がどんな災害を警戒し避難すべきなのか、的確に伝える必要がある」などと解説した。
 参加した彦根市危機管理課の岩田将典さん(32)は「各市町で判断のポイントが違い、勉強になった。今後の防災業務に生かしたい」と話した。