枯れ枝などが剪定された古木。隣に立っていたエノキとモチノキは伐採された(宮津市鶴賀)

枯れ枝などが剪定された古木。隣に立っていたエノキとモチノキは伐採された(宮津市鶴賀)

 「宮津城の名残の木」とされ、アオサギの営巣による枯死が懸念されていた古木(京都府宮津市鶴賀)について府丹後土木事務所は10日、保全に向けて枯れ枝の剪定(せんてい)や隣に立つエノキとモチノキの伐採を行った。同事務所は「巣にいじめられていた状態なのですぐには回復しないだろうが、しばらく様子を見守る」と話している。

 巣は8月下旬に撤去した。同事務所によると、樹木医は古木は樹齢100年ほどとみられるものの、年数の割に成長が悪く細いことを指摘。隣のエノキとモチノキが日当たりや風通しの悪さ、栄養不足の原因となっている可能性を示した。
 この日は作業員たちが高所作業車に乗ってエノキやモチノキの不要な枝を次々とチェーンソーで切り落とした。エノキとモチノキは除却し、古木の枯れた枝や国道に伸びた枝も整理した。同事務所は「来年も巣が鈴なりにできるようであれば鳥よけのひもを設置したい」としている。