八幡工業高(滋賀県近江八幡市)が定期試験中にトイレ退室した生徒の得点を1割減点していた問題で、滋賀県教育委員会は10日、生徒らの人権への配慮を欠いた校則や規則がないか、高校などに調査するよう指示した。

 県立の中学・高校と特別支援学校の教頭や副校長ら82人による会合が同日、県庁であり、高校教育課の担当者が各校に調査結果を報告するよう求めた。

 獅子堂秀雄参事は「各校でさまざまな取り決めがあり、生徒が学業に専念できるよう、しっかり点検をしてほしい」としている。同課によると、今のところ、八幡工高と同様の問題の報告はないという。

 滋賀県内では6月、栗東高(栗東市)が水泳授業を見学する女子生徒に、生理の細かい状況を申告させていた問題も明らかになっている。