29.4度までしか気温が下がらなかった朝、涼しさを求めて散歩する人らでにぎわう鴨川河川敷(2020年8月11日午前6時55分、京都市左京区賀茂今井町)

29.4度までしか気温が下がらなかった朝、涼しさを求めて散歩する人らでにぎわう鴨川河川敷(2020年8月11日午前6時55分、京都市左京区賀茂今井町)

 10日夜~11日朝にかけ、大阪市で気温が30度を下回らず、京都市も29.4度までしか下がらなかった。大阪管区気象台によると、「極めて珍しいレベルの暑い夜」だったといい、両市で観測史上最も高い最低気温になる可能性がある。

 気象台によると、10日夜~11日朝の両市の最低気温は、大阪市が30度、京都市が29.4度で、午前5時~6時台に観測した。

 過去、両市で最低気温が最も高かったのは、大阪市が1994年8月9日の29.3度、京都市が2019年8月13日の28.9度だった。

 気象台によると、前日10日が今年最高の暑さだったことに加え、夜間も南から暖かい空気が流入し続けたことや、やや雲が多く放射冷却現象が起こりにくかったことなどで、高温状態が続いたとみられ、「さまざまな条件が重なり、大阪や京都は極めて珍しい暑い夜だった」という。

 今夜も気温は高い状態で推移するとみられ、12日午前0時までに大阪は29.4度、京都は29度を下回らなければ、両市で観測史上最も高い最低気温が確定する。

 最低気温が25度を下回らない「熱帯夜」は、今後も続くとみられる。大阪市と京都市では17日にかけ、最低気温の予想が28度~26度になっており、夜間でも熱中症への警戒が必要になっている。