安昌林の公式ホームページ

安昌林の公式ホームページ

 柔道男子の韓国代表として東京五輪で金メダルを目指す京都育ちの在日韓国人3世、安昌林(アンチャンリン)(26)の公式ホームページが完成した。古里を離れて韓国で活動する安をサポートしようと、全国の支援者が制作や運営に携わる。本人もコメントを寄せ、最新の様子を紹介している。


 7月に開設。多数の写真で活躍を伝えるほか、オリジナルグッズも販売している。本人も登場して所属先である韓国の実業団を紹介しつつ、「これからも(ホームページを)見てください」と呼び掛ける。


 安は京都朝鮮第一初級学校の1年時に、九条柔剣道愛好会(京都市南区)で柔道を始めた。八条中から桐蔭学園高(神奈川)、筑波大と進んで腕を磨き、20歳で韓国へ。リオデジャネイロ五輪には韓国代表として出場した。一昨年の世界選手権で優勝し、東京五輪では男子73キロ級の有力メダル候補だ。


 ホームページ制作の中心となったのは、安の生き方に共感する全国の支援者たち。アートディレクターやウェブ制作の専門家らがノウハウを生かして参加した。宮城県栗原市のサービス業、佐藤広輝さん(43)はその一人。「彼の生き方に感銘を受けた。安選手を多くの人に知ってもらいたいし、彼は韓国にいるのでホームページを通じて声援を伝えたい」と話す。


 新型コロナウイルスの影響で韓国代表の強化施設が使えず、安は実業団チームで稽古する毎日。日本との往来もできない難しい情勢が続いており、父の安泰範さん(55)は「多くの声援が本人の支えになる。感謝は尽きない。五輪は延期されたが、強くなるための練習を日々重ねている」と近況を伝える。