「京かんざし」を袋詰めする軽尾さん(京丹波町東又)

「京かんざし」を袋詰めする軽尾さん(京丹波町東又)

 京都府丹波地域を特産地とする早取りの金時にんじん「京かんざし」の出荷がこのほど、南丹市と京丹波町で始まった。同町東又の農家軽尾一雄さん(74)の作業場では、暑さが厳しい中、8月初めから収穫と袋詰めの作業が行われている。

 京かんざしは、赤みのあるオレンジ色の根と緑色の葉が鮮やかで、甘みが強い。根だけでなく葉も食べることができるのも特徴。かき揚げや炒め物のほか、サラダなど生でも楽しめる。同町食のキャラクター「味夢くん」の頭にも京かんざしのイラストが描かれている。

 現在は両市町の農家15戸が約72アールで栽培しており、出荷は来年2月まで続く。

 2009年の栽培開始当時から京かんざしを生産している軽尾さんは「全体的に生産者の技術が上がり、出荷量は例年より多くなりそう。捨てるところがなく体にも良いので味わってほしい」と話した。