【資料写真】京セラ本社(京都市伏見区)

【資料写真】京セラ本社(京都市伏見区)

 京セラはこのほど、世界最小サイズの家庭用燃料電池システムを東京ガスなどと製品化したと発表した。11月から首都圏で発売する。狭い場所でも設置できるため、少人数世帯やマンションなどに向けて新たな需要を掘り起こす。


 燃料電池やタンクなどを小型化し、エアコン室外機ほどの大きさとした。小型化で重心が低くなり、取り付け工事も簡略になるという。停電時にも専用コンセントから約20日間、電気を供給する機能も備えた。
 東京ガスは同製品を「エネファームミニ」として発売する。従来のエネファームの売り上げは2016年から横ばいで、設置スペースの小さい住宅や電力消費の少ない家庭に向けた製品の開発を模索していた。京セラは「当面は東京ガスエリアのみだが、長期的には広域の展開を考えている」としている。