【資料写真】2017年の大津祭宵宮

【資料写真】2017年の大津祭宵宮

 台風19号の接近を受け、滋賀県大津市で12日に予定されていた大津祭宵宮の曳山(ひきやま)行事と宵宮飾りが中止されることが10日夜、決まった。

 祭の運営などを取り仕切る「曳山責任者会」が、強い風雨で曳山が転倒するなどの恐れがあると判断した。今年の当番町の柴山久樹さん(55)は「観客や曳山の安全面を考え、決定した」と話した。

 13日の本祭の曳山巡行は今のところ、実施する予定だが、今後の台風の状況次第で変更もありうるという。

 大津祭は江戸時代から続き、湖国三大祭りに数えられる天孫神社(同市京町3丁目)の祭礼。曳山巡行を中心とした祭礼で、江戸時代に始まった。曳山には、故事や能楽を題材にしたからくり人形が載せられるなど、独特の祭礼文化を継承しており、2016年、国の重要無形民俗文化財に指定された。