観測史上最高の最低気温を記録した11日、早朝からランニングする人たち(2020年8月11日午前6時55分、京都市左京区の鴨川河川敷)

観測史上最高の最低気温を記録した11日、早朝からランニングする人たち(2020年8月11日午前6時55分、京都市左京区の鴨川河川敷)

 昼夜を通して猛烈な暑さとなった11日、大阪市で29.7度、京都市で29.2度までしか気温が下がらず、観測史上最も高い最低気温を記録したことが12日、分かった。大阪管区気象台は、「今後1週間も夜間も含めて気温が高い状態が続く」としており、熱中症への警戒が必要になっている。

 11日は、大阪市で午後7時26分に29.7度、京都市では午後11時28分に29.2度を観測したのが最低で、ほぼ終日30度を上回った。

 大阪管区気象台によると、日本海を進む台風5号(11日に温帯低気圧に変化)に向かって南から暖気が流入し続けたことと、曇りがちで放射冷却現象が起こりにくかったことが原因とみられるという。

 大阪市と京都市では連日の熱帯夜となっており、両市とも8月2日以降は10日連続で25度を下回っていない。京都市消防局によると、8月1日~11日に熱中症とみられる症状で搬送された人は128人で、うち約12%にあたる15人が午後6時~午前6時の「夜間帯」に搬送されていた。

 18日にかけての予想最低気温は、大阪市で28~27度、京都市で28~26度となっており、大阪管区気象台は「昼夜を問わず熱中症に厳重な警戒を」と呼びかけている。