地下鉄・バス一日券(京都市右京区、市バス・地下鉄案内所)

地下鉄・バス一日券(京都市右京区、市バス・地下鉄案内所)

 京都市交通局と西日本ジェイアールバス(大阪市)は12日、来春のバスのダイヤ改正で、均一運賃区間(大人230円)を右京区の高雄地域に拡大すると発表した。拡大に伴い、市バスの均一運賃区間で使えるバス1日券などがJRバスでも利用できるようになり、住民や観光客の利便性が向上する。

 市バスはダイヤ改正に合わせ、四条烏丸と高雄方面を結ぶ8号系統を延伸し、高雄停留所の先に「槇ノ尾」「栂(とが)ノ尾」の2停留所を新設。距離は0・9キロ伸びて路線は13・3キロとなる。

 均一運賃区間を拡大するのは、市バス8号系統とJRバス高雄京北線(京都駅前-周山)の三宝寺―栂ノ尾間。市内中心部から乗車すると現在は最大で530円の運賃が必要だが、大幅な値下げになる。JRバスは栂ノ尾以北の運賃の見直しも検討している。

 均一運賃区間の拡大に伴い、市バスのバス1日券、地下鉄・バス1日券(2日券)でJRバスにも乗車できる。市バスの市内中心フリー定期券も適用され、ICOCA定期券も使えるようにする。

 高雄地域には高山寺や神護寺など名所がある。記者会見した門川大作市長は「地域の足を守るとともに3密を回避する観光にも寄与したい」と述べ、同席した西日本ジェイアールバスの北野眞社長は「コロナ禍で厳しい状況だが、住民の利便と観光の振興につなげたい」と話した。