豚コレラの被害拡大を防ぐため、日没が迫る中でも防護服姿で作業に赴く滋賀県職員たち(2月6日、近江八幡市内)

豚コレラの被害拡大を防ぐため、日没が迫る中でも防護服姿で作業に赴く滋賀県職員たち(2月6日、近江八幡市内)

養豚場に向かう関係者。防疫服の背中には「殺処分」と書かれている(6日午前11時すぎ、滋賀県近江八幡市)

養豚場に向かう関係者。防疫服の背中には「殺処分」と書かれている(6日午前11時すぎ、滋賀県近江八幡市)

 滋賀県は6日、近江八幡市内の養豚場の子豚が豚コレラの遺伝子検査で陽性と判定された、と発表した。この養豚場には感染が確定した愛知県豊田市の養豚場から子豚60頭が運ばれており、滋賀県は感染の疑いが高いとして近江八幡市内の養豚場内で飼育される全692頭の殺処分を始めた。

 県によると、愛知県から情報を受けて立ち入り検査を実施、豊田市から運ばれた子豚から採取した全12検体が陽性だったという。今後、国が同様の検査を行い、感染を確定させる。

 県は午前9時に対策本部会議を開き、防疫指針に基づいて午前中から殺処分を開始。職員延べ240人で24時間以内に殺処分を終える方針で、地中に埋める場所の調整を進めている。

 近江八幡市内の養豚場では午前10時半ごろ、防疫服姿の関係者数十人が作業のために集まっていた。

 県内では、5戸の養豚農家(飼育数6頭以上)で4600頭が飼育されており、県は感染予防の徹底を呼びかけている。