通行止めになっている国道163号(木津川市山城町)

通行止めになっている国道163号(木津川市山城町)

 梅雨前線の停滞に伴う長雨で7月末に起きた土砂崩れにより、京都府木津川市の国道163号で通行止めが長期化している。8月下旬に片側交互通行が始まる予定だが、同市と相楽東部3町村をつなぐルートが閉ざされ、住民への影響は大きい。

 土砂崩れは7月29日午後10時ごろ、同市山城町上狛の国道163号で発生。道路脇ののり面が幅約20メートルにわたって崩れて通行中の乗用車に土砂が当たり、運転していた男性が軽傷を負った。梅雨前線の停滞による長雨で地盤が緩んだことが原因とみられ、府山城南土木事務所は現場付近を全面通行止めにした。

 同事務所によると、土砂崩れがあった場所の上部に、岩や土砂が不安定な状態で固まっており、今後崩落する可能性もあるという。撤去に時間がかかるため、全面復旧は未定だが、8月下旬に片側交互通行を始める予定。

 現在、通行できないのは、木津川橋交差点―海住山寺交差点の約4キロ。両交差点で、府道奈良加茂線や天理加茂木津線への迂回(うかい)を呼び掛けている。ただ、迂回路は道幅が狭いところが多く、4トン以上の大型車は天理加茂木津線を通れない。同事務所は「渋滞が発生する箇所もある。気をつけて走行してほしい」と注意を呼び掛けている。

 同事務所は、通行止め箇所や迂回路の地図を、府のホームページで掲載している。