京都府京田辺市がこのほど行った男女共同参画に関する意識調査で、「女性はずっと職業を持つ方がよい」と思う人が45%を占め、この10年で2倍に増えていることが明らかになった。一方で、家庭での家事の分担は女性が中心になっている現状は大きく変わっていないことも浮き彫りになった。


 女性が職業を持つことについての質問で、「ずっと職業を持つ方がよい」としたのは男性41%、女性48%。2009年に行った調査時は24%(男性20%、女性28%)で特に男性の伸びが目立った。

 一方、「家庭での役割分担の現状」を問う質問では、「主に妻がする」とした回答は、掃除が75%(09年、74%)、食事の支度が90%(同90%)、洗濯が79%(同85%)とほぼ変化がなかった。

 「結婚はしてもしなくても、どちらでもよい」との考えについては、全体の52%が「そう思う」と回答し、09年比で10ポイント増だった。「そう思う」と答えた人は、20代以下が68%と最多だった一方、年齢が上がるにつれて割合は減り、70歳以上では36%にとどまり、世代間の考えの違いも浮かび上がった。

 調査は5年に1度、市男女共同参画計画策定に向けて実施している。市は「家事負担の理想として『夫と妻で同程度』を望む割合が多いが、現状はそうはなっていない」などと分析し、次期計画に反映させていくという。

 調査は昨年11月に実施し、市民1024人が回答した。回収率は34%。