GKの練習に励む(左から)加藤、清水、若原=沖縄県八重瀬町・東風平運動公園サッカー場

GKの練習に励む(左から)加藤、清水、若原=沖縄県八重瀬町・東風平運動公園サッカー場

 期間の折り返しを迎えたサッカーJ2京都サンガFCの沖縄キャンプで、3人のGKがアピールを続けている。昨季30試合に出場し総合力の高い清水、世代別日本代表の2年目若原に加えて、かつてJ1浦和で活躍したベテランの加藤が加入。成績が低迷するここ2シーズンはGKを固定できなかっただけに、守備の安定を支える正守護神争いに注目が集まる。

 左右に飛ぶシュートを瞬時に飛びついてはじく。「ナイス!」。活気に満ちた練習の中で特に大きな声を響かせているのは、J2大宮から加入した34歳の加藤だ。「GKが元気を出していけばチームも盛り上がっていく」と仲間を引っ張る。

 そのベテランが「こんな練習は高校生以来」というほど、今季は負荷のかかる練習をこなしている。指導するのは昨季までJ2岡山で経験を積んだ富永GKコーチ。3人は至近距離のシュートをキャッチしたり、瞬発力を要する多彩なメニューで鍛えられている。清水も「これくらいきつくやった方がコンディションも上がってくる」と手応えを語る。

 昨季、サンガは開幕から26試合連続で無失点試合がなかった。長丁場のリーグ戦で安定した戦いをするうえでGKの責任は大きい。昨季12試合に出場したサンガU|18出身の若原は「試合に出たいのはみんな同じだが、譲らずに自分のプレーを出したい」とアピールを続ける。