養豚場の消毒の徹底など対策を確認した京都府の豚コレラ警戒本部会議(京都市上京区・府庁)

養豚場の消毒の徹底など対策を確認した京都府の豚コレラ警戒本部会議(京都市上京区・府庁)

 豚コレラの感染が愛知県から滋賀県、大阪府に拡大したのを受け、京都府は6日、幹部を集めた緊急会議を京都市上京区の府庁で開いた。府内の養豚場で飼育されている豚に感染は確認されておらず、消毒の徹底など警戒を強める方針を確認した。

 西脇隆俊知事は「防疫措置を徹底し、府民の不安を払拭(ふっしょく)するためにも正確で分かりやすい情報提供をしてほしい」と述べた。感染拡大の原因とされる野生イノシシへの警戒や関係機関との連携を指示した。

 府内では南丹地域を中心とする10戸の養豚農家が約9900頭を飼育している。6日に府担当者が全戸を回り、異常がないことを確かめた。感染が見つかった愛知県豊田市から子豚が出荷された養豚場はないという。

 京都市は中京区の市役所で緊急対策会議を開いた。食肉を取り扱う市中央卸売市場第二市場(南区)には、これまでに豚コレラが発生した農場から入荷した実績はない。岡田憲和副市長は「油断せず、対策が後手に回らないようにしてほしい」と幹部に要請した。