渡哲也さんと石原裕次郎さんが合成技術で共演を果たしたCM「よろこびをお伝えして50年~幻の共演~」編の一場面

渡哲也さんと石原裕次郎さんが合成技術で共演を果たしたCM「よろこびをお伝えして50年~幻の共演~」編の一場面

 今月10日に78歳で亡くなった俳優の渡哲也さんを、清酒「松竹梅」のテレビCMに長年起用してきた宝酒造(京都市下京区)は17日、「優しく誠実な人柄に日本中があこがれ、たくさんの元気をいただきました」などとする追悼コメントを発表した。最後の出演作となった現在のCMは放送を続けるという。

 「松竹梅」のCMは、渡さん所属の芸能事務所「石原プロモーション」の設立者で、兄と慕った石原裕次郎さんが1970年から出演。87年の裕次郎さんの死去を受けて渡さんが引き継ぎ、約30年にわたり、延べ110本に出演した。

 現在は、CM放映半世紀を記念し、渡さんと裕次郎さんが合成技術で共演した「よろこびをお伝えして50年~幻の共演~」篇をテレビ放送している。

 渡さんの訃報を踏まえて同社と石原プロが対応を協議し、当面の放送継続を決めた。今月末まで予約を受け付けている渡さんと裕次郎さんをイメージした記念清酒の限定販売も予定通り行う。

 同社は「渡さんのこれまでの当社に対する多大なるご支援に深く感謝いたします」としている。