新型コロナ感染対策用のサーキュレーターを山本市長に手渡す寺地選手(右)=宇治市役所

新型コロナ感染対策用のサーキュレーターを山本市長に手渡す寺地選手(右)=宇治市役所

 世界ボクシング評議会(WBC)ライトフライ級チャンピオンで京都府城陽市出身の寺地拳四朗選手(28)が17日、地元の同市と宇治市、久御山町にそれぞれ、新型コロナウイルスの感染防止に役立つ資器材を贈った。

 新型コロナの感染が広がる中、「いつも応援してくれる地域の人たちの力になれれば」と寄付を決めた。希望する資器材を事前に各市町に確認し、この日午前に市役所と町役場を順に回った。

 このうち宇治市には、空気を循環させる機器(サーキュレーター)15台を寄贈。受け取った山本正市長は「厚意のこもった寄付をいただき、ありがたい」と謝意を述べ、「困難な時期だが十分に練習して次戦に備えて」と励ました。寺地選手は「まだ試合のめどは立たないが、(次戦も)しっかり勝って帰ってきたい」と話した。同市は今後、災害時の避難所などで熱中症や換気対策に使用する。

 寺地選手はこのほか、城陽市には血液中の酸素濃度測定装置5台など、久御山町には飛沫(ひまつ)防止用のアクリル製仕切り10枚を寄付した。