殺処分した豚を穴へ運び入れる県職員ら(6日午後7時ごろ、滋賀県日野町・県畜産技術振興センター)=滋賀県提供

殺処分した豚を穴へ運び入れる県職員ら(6日午後7時ごろ、滋賀県日野町・県畜産技術振興センター)=滋賀県提供

 滋賀県近江八幡市の養豚場から豚コレラに感染した子豚が見つかった問題で、滋賀県は7日、養豚場で飼育されていた699頭の殺処分を完了した、と発表した。地中へ埋める作業も終え、野生イノシシへの感染などに警戒を強めている。

 殺処分は6日正午ごろから始め、18時間後の7日午前6時ごろに終えた。国の防疫指針で原則24時間以内の殺処分が定められているため、県職員約280人を投入し、夜通しで作業にあたった。当初は養豚場内に692頭いるとみていたが、実際は7頭多かった。

 処分した豚は県畜産技術振興センター(日野町)の草地に掘った穴へ埋めた。今後豚舎内のえさ、ふんなども消毒して埋め、3年間掘り返しを禁止する。

 県は7日朝に対策本部会議を開き、野生イノシシによる感染拡大を防止するため、半径10キロ圏内で有害鳥獣捕獲されたイノシシを検査することや、圏内での狩猟を禁止する方針を確認した。