関西の未来像について討議が始まった関西財界セミナー(7日午前10時5分、京都市左京区・国立京都国際会館)

関西の未来像について討議が始まった関西財界セミナー(7日午前10時5分、京都市左京区・国立京都国際会館)

 関西の企業経営者が経済や政治課題などを議論する第57回関西財界セミナーが7日、京都市左京区の国立京都国際会館で始まった。2025年国際博覧会(万博)の大阪開催が昨秋決まったことを受け、平成最後となる今回のセミナーは、関西の未来像をどう描くかが討議の軸となる。

 関西経済連合会と関西経済同友会の主催で、今年のテーマは「いま、試される関西~前進するための条件~」。6年後の大阪・関西万博を見据え、物流・交通インフラの整備や観光振興とまちづくりの具体策を二つの分科会で話し合う。

 米中貿易摩擦や英国の欧州連合(EU)離脱など世界の政治や経済が混とんとする中、関西経済同友会の黒田章裕代表幹事は開会式で「新しい時代にチャンスは大いにある。既存の概念をいったん捨て、未来を切り開こう」と呼びかけた。

 関経連の松本正義会長は「関西には発展の起爆剤となる材料がめじろ押しで、これらをどう生かすかが試される。いま、関西が一体となった『ワン関西』で考え、行動する必要がある」と問題提起した。

 8日までの2日間で約680人の参加を見込む。7日午後から6分科会で議論をスタートし、最終日にセミナー宣言を採択する。